先日、近所の公園に出かけた時に、視覚障がい者の方がご自身の白杖の持ち手が何かに引っかかって困っていたので、「大丈夫ですか?」と声をかけました。
「杖に何かが引っかかってて持てない」と言われたので、「取りますね」と言って対応しました。
上手く外れたのでお互い、ほっとして解決できたのですが、私のあの対応は適切だったのかなと心配になり後日調べたところ、目が不自由な方への介助は、助けるための作業に移る前に、状況を口頭で説明してあげるとよいそうです。
例えばあの時の私だったら「袖のボタンに、杖についている鈴の紐が絡まっています」と伝える。
その後「今外しますね、少し腕に触れてもいいですか?」と聞いてから、外す作業に移ると良いようです。
祖母が戦争の障害で目が見えない人だったので、知覚障害の方との接し方は心得ていると思っていたのですが、確かに見ず知らずの人だと説明が少なかったり、急に触れられたらびっくりので、想像できるように伝えること、「私が作業してもいいか?」と聞くことはとても大事だと思いました。
わさ美の抽斗
欧米ではチャレンジングピープルともいうそうです。素敵な言葉だなと思いました。
街で白杖の人たちに「チャレンジング」だという視線を向けることも、助け合いの一歩かもしれないです。