東野圭吾さんの小説が大好きです。
映画やドラマになった人気小説なので、すごく今更ですが、先日、白夜行を読みました。
背筋がゾワゾワするような何ともいえない感覚に囚われながら、でも展開が気になるのでページをめくってあっとゆう間に読んでしまいました。
何とも形容し難い恐怖を感じながらの読書でした。
物語は全体を通して、主人公2人の感情がいっさい描かれていないんですよね。
一人称で語られていたので、事件は主人公の身近な人の視点を通して描かれています。
だから真相は誰かの想像でしかないし、そこが不気味なのです。
長編なのに飽きさせない、不可解な事件が想像力を掻き立てる、本当に不思議な小説でした。
わさ美の抽斗
本を読んでいる時のお菓子としては、ポッキーが最高です。手が汚れないから！笑
