先日、京都の三十三間堂に行きました。
一度行ってみたくて、滋賀へ行った帰りに3時間程度京都へ寄って、閉館時間ギリギリに辿り着きました。
三十三間堂は建物自体も見所の一つなのですが、私が一番見たかったのは、10段のひな壇にお立ちになっている1,000体もの千手観音立像です。
お堂の中で引いて全体を見ることはできなくて、立像の前をゆっくり歩きながら眺める感じなのですが、圧巻でした。
思ったよりも近くを歩くことができて、ずらっと並んだ観音様の息遣いが聞こえてきそうでした。
この場所で初めて風神雷神像を見ました。
想像よりも小さくて質素な雰囲気でしたが、屏風絵のように躍動感のあるお姿で、細部まで見ることができて満足です。
三十三間堂は京都駅から七条駅まで電車で10分くらいです。駅からも10分程度歩きますが、とてもいい場所だったので、機会があったら行ってみてください。
わさ美の抽斗
観音様の手先の柔らかさが子供の頃から好きです。「繊細」という言葉が本当によく似合うと思いませんか?