面接の極意

私は女子大出身で、女の子の就職難と言われている時に就職活動でした。

学校側のパソコンの授業と就活対策が熱心でした。

大学の就活カリキュラムの中で、面接の練習がありました。

その時のことで、今でも覚えているのは、講師に「最初のテンションがすごく大事」だと言われたことです。

緊張していると声が小さい、笑顔がないなど、本来の調子が出ないので、テンション低いと最後までそのペースで損だよ、ということです。

途中からテンションを上げるのはすごく難しいから、最初の挨拶から元気よく、声を張って行ってこい、と言われました。

半信半疑でしたが、ある面接で無理やり笑顔を作って、元気に声を出したら、それが自然と本来の自分を引き寄せてくれる結果になったので、なるほど、と思いました。

ポテンシャルを途中から意図的に上げるのは難しく、最初に高く設定するといいということですね。

今でも、新しいプロジェクトや出て行かないといけない場面において、最初のペース、気持ちの持ち方は大切だと感じています。

気がすすまないなというのも、中にはあるけれど、あの時の「最初のテンションが大事」という言葉を思い出して、大丈夫だと自分におまじないをかけて頑張っています。