トレンチコートが大好きです

最近、ちょっと変わったデザインやシルエットのトレンチコートを見かけるようになりました。

裾がプリーツになっていたり、ロング丈のものや、異素材で生地の切り替えがあったり。

トレンチコートはどちらかというと、地味なイメージでしたが、おしゃれなコートの仲間入りをしたんだなーと感じています。

私はどちらかというと、銭形警部が来ているような(襟は立てて着ていないです)昔からあるタイプのゴリゴリの王道トレンチコートが好きで、もう10年以上同じものを着てます。

トレンチコートは間違いなく、着る季節が待ち遠しくて、楽しみな一着です。

歴史を調べてみました。

第一次世界大戦でイギリスが塹壕の中で風や湿度など過酷な環境に耐えられるように作ったコートでした。想像以上に開発の意図がはっきりした、1種のプロジェクトのような感じだったみたいですね。

それより以前、防水服としてトレンチコートの原型はあったものの、ゴム製、ワックスびきの作りのせいで重くて着心地が悪く、実用的ではなかったようです。

バーバリーが軽量化した画期的なものを開発して、それが戦争を経て、銀幕スターが着用して流通していったようです。

私にとってのトレンチコートも、雨風から守ってくれて、中に着込めば冬でも暖かい、しかもウールのコートよりも丈夫で軽い、なくてはならない存在です。

歴史的にも、そういった背景があったことがわかり、なんだか嬉しくなりました。